三国志 2017 8 19

 「三国志」とは、中国において、
魏(ぎ)・呉(ご)・蜀(しょく)の三国が争覇した、
三国時代の歴史を述べた歴史書です(ウィキペディア)。
 日本でも、「三国志」は人気が高く、
ファンが多いと思います。
 若者も、「三国志」を題材としたゲームまで作られているので、
「三国志」の登場人物まで知っているでしょう。
 私も、世界史が好きで、
特に、中国史は大好きでしたので、
「三国志」は、興味深いものがあります。
 さて、現代における「三国志」とは、
中国、ロシア、インドでしょう。
 アメリカが世界の警察官をやめると言っている以上、
世界のどこにも、覇権を発生させない「多極化」を目指す必要があります。
 こうした文明実験が世界を安定させるかは、
後世の歴史家が判断するところでしょう。
 その手段として、
中国、ロシア、インドをそれぞれ対立させる、
あるいは、この3国の中では、インドの軍事力が低いので、
ロシアとインドを提携させ、中国に対抗させるということがあるでしょう。
 アメリカという「極」、
ユーラシア大陸における「三国志」という「極」、
さらに、ユーラシア半島における欧州という「極」、
こうした「多極化」で、世界は、どうなるか。
 ただし、これは、政治的な見方です。
21世紀における科学技術の発達を考慮していません。
 たったひとつの発明が、
世界を激変させてしまった。
これが、21世紀の特徴となるでしょう。
 同時に、宗教の興隆も21世紀の特徴となるでしょう。
宗教と科学は、両立するのです。
「結局、目指すものは同じだった」
 やがて、宗教と科学は、融合してくるでしょう。
もちろん、そうなるには、
宗教も科学も、「教義」をもっと高度なものにする必要があります。
地球が、宇宙時代を迎えるに当たって、そうなる必要があるのです。

意識科学 2014 4 6
 意識科学というと、心理学を連想するでしょうか。
しかし、ここで書くことは、物理学のことです。
 確か、10年近く前に書いたと思いますが、
人間の意識が、物理学的現象に、どう影響するかを考えるのが、
「意識科学」であるという意味で書いたのです。
 こんなことを書くと、奇想天外な話だと思うでしょう。
「人間の意識が物理学的現象に影響を与えているとなると、
もはや再現性がなくなってしまう。
誰がやっても同じ結果が出ないという問題が出る」
 もちろん、この話は、日常的な大きさにおいては、全く関係ありません。
これが問題になるかもしれないのは、
量子力学が扱うような微小な世界の話です。
 バイオテクノロジーも微小な世界を扱うとなると、
つまり、ナノ・バイオテクノロジーも、
そういう問題を考慮する点があるかもしれません。
 もうひとつ書くならば、
宇宙テクノロジーにおいても、意識科学を考慮すべきかもしれません。
 次元を超えて、空間移動をする時に、
人間の意識が、どう影響してくるかという問題です。
 こうした意識科学という考えは、私の独創ではありません。
実は、数十年前、アメリカの科学者が考えたことです。
どこの大学の教授だったか、忘れましたが、
アメリカに、そういう科学者がいたのです。
 私は、その人の本を読んで、
意識科学について思索していたのですが、
その人の本が他にないか探したところ、
飛行機事故で不慮の死を遂げていたのです。
 そういうわけで、私の思索も中断しているわけですが、
「意識科学」を忘れたわけではありません。

宇宙のトンネル 2010 8 1
 宇宙にトンネルがあると言ったら大変なことになるでしょうか。
おそらく、科学者たちは、
「いったい誰が、どのようにして作ったのか」と議論になるでしょう。
 しかし、それは、余計な詮索と言えるでしょう。
こう考えてみれば、どうでしょうか。
車で道路を走っていたら、トンネルがあった。
トンネルを通れば、向こう側まで10分で行くことができます。
 しかし、このトンネルは、
「いったい誰が、どのようにして作ったのか。
それがわからない限り、トンネルを通ることはできない。
だから、私は、峠道を5時間もかけて向こう側まで行く」という人がいるでしょうか。
たいていの人が、何も考えず、便利にトンネルを使うでしょう。
 やがて、人類も、何も考えず、
便利に宇宙のトンネルを使うことになるでしょう。
 その時、ある問題が発生します。
それは、人間は、肉体と魂で構成されていますが、
そのトンネルを使う時、肉体と魂が分離してしまうことです。
そこで、肉体と魂の制御システムが必要となるのです。





















































































































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